ランドセルは、もう眩しくない
最近、ボランティアで、子どもの見守りのようなものを始めた。 廃校舎で、週に1度、小学生を預かるというもの。 もともと、毎月開かれる、不登校児の保護者対象のランチ会の主催者が、ずいぶん前から1人でしていた。 その手伝いだ。 彼女は、前任者から、この見守りボランティア引き継いだものの、自分以外に手伝ってくれる人がなかなか集まらず。 かといって楽しみに来る子どもに 「来ないで」 とも言えないから、具合が悪くても、毎週1人で開けているという。 彼女は、見守り中、別に何をするわけでもない。 子どもたちに請われれば、一緒にゲームをしたり、お喋りをしたり。 それでも、見守る目が、自分1人なのが不安なのだと言…